バンコクとパタヤのほぼ中間にシラチャという街がある。周囲には大小の工場団地があり、当然日系企業も多く進出している。そのため、バンコクについで日本人が多く住む町であり、在留登録者は3000人を越えるという。市内を歩くと、いたるところで日本語の看板をみかけるし、日本人クラブなど数も多い。小さいがよく整備された街である。
そのシラチャから船で40分程のところにシーチャン島がある。古くは暴風雨の時の待避港となり、その後ラーマ5世王(チュラロンコーン)の別荘があった事でも知られている。
島は周囲のほとんどが切り立った崖になっており、島内も急勾配の道が多い。島内の交通手段はサムローが中心だが、この島のサムローは自動車用の高出力のエンジンを積んだ独特のものである。
島全体は、リゾートというより普通の住人が住むだだの村といった風情で、観光地につきものの派手さはない。ただ、結構きちんと整備されており、展望公園、岸壁をくりぬいて作られた中国寺、小規模な水族館、ラマ5世の別荘跡など、見るべきものは多い。
島の周囲は切り立った崖であり、釣り人のいう良磯になっている。それなりの準備をしていけば、結構釣れそうだ。
(友人とふたりで夜に少し試してみましたが、逆風にたたられ、釣果はなしでした)
逆に海水浴が可能なビーチは本土から見て裏側にちいさなものがひとつあるだけである。シャワー設備など、最低限度の設備は整っているが、パタヤのような物売りはいない。
また、電波が届かないようで、ビーチにいる間、携帯がまったく通じなかった。
注釈:当日、カメラの調子が悪く、あまり写真が撮れなかったため、一緒に行った友人のHPから写真を数カットお借りしました。その時に気がついたのだけど、ある写真に僕の素顔がばっちり。。。聞いてね~ぞ。まあいいけど(笑)
PR