4日目
日本であれば荼毘が終わればすぐに骨は釜から出され、遺族に引き渡される。
まあ1日に何人もの遺体を処理するのだから当然のことです。
しかしタイの場合、たいていのお寺には火葬場(サーラー)が最低ひとつは付属しています。また、いたるところにお寺があります。田舎の場合、1日ひとりの処理でことたりるという訳です。従って、骨の回収は釜の熱が冷めるのをまって行われます。
骨の回収自体はそれほどのイベントではありません。一度すべての骨を大きめのつぼにいれ、下のような祠に収められます。
その後、お坊さんの供養を経て、いえに持ち帰ったり、墓のある家は墓に収めたりします。もっとも遺骨として保存されるのはほんの一部で、そのほとんどは散骨されるようです。
これで葬式は終了ですが、最終日にはタンブン(ほどこし)という名目で、お坊様への食事の供応、さらに家の庭に仮設のステージを組み、バンドや歌手を呼んで飲めや歌えの大パーティーです。残念なことに仕事の関係で最終日の夕方にバンコクに帰ってしまったため、一番おいしいところを見逃してしまいました。残念。
この後、日本では初七日、49日、初盆と行事が続きますが、タイは100日法要だけです。3回忌も7回忌もありません。
タイの墓について。
一般的にタイには墓がないと言われていますが、イサーンではどこに行っても墓があります。墓はお寺の塀に埋め込むように作られ、墓の中には小さな骨壷が収められています。写真は2基ともうちの墓、新しいほうは、両親のために新造したものです。
イサーンのお墓については下記のホームページが詳しいので、関心のある方はご覧ください。
http://hoshi-k-web.hp.infoseek.co.jp/ --------------------------------------------------
イサーンのお葬式 終了
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